日本最小のカマキリ。1円玉と比較されるほど小さい。薄暗い林床の地表や草上にいるが、その大きさから目につきにくい。成虫でも翅は小さく飛べないが、台湾に生息する個体群では、長翅型のオスが出ることが知られている。これがヒナカマキリのオスはすべて長翅型であるという誤解を生み、「日本のヒナカマキリはすべてメスで単為生殖をしている」と誤った解釈が広まってしまった。実際にはオスが存在し、有性生殖している。2019年にカマキリ目の分類が見直され、Mantidae(カマキリ科)からGonypetidaeに変わった。

日本最小のカマキリ。1円玉と比較されるほど小さい。薄暗い林床の地表や

草上にいるが、その大きさから目につきにくい。成虫でも翅は小さく飛べないが、

台湾に生息する個体群では、長翅型のオスが出ることが知られている。

これがヒナカマキリのオスはすべて長翅型であるという誤解を生み、

「日本のヒナカマキリはすべてメスで単為生殖をしている」と誤った解釈が

広まってしまった。実際にはオスが存在し、有性生殖している。

2019年にカマキリ目の分類が見直され、Mantidae(カマキリ科)から

Gonypetidaeに変わった。

ヒナカマキリ

Amantis nawai
 【出会いやすさ】
 【出現時期】
​  本州  :8月下旬~10月下旬
  南西諸島:1年中
 【成虫の姿】​
ヒメカマキリ
 【生態写真】​

ヒナカマキリ初齢幼虫

​姿形や振る舞いはカマキリそのものだが、とにかく小さい。トビムシなどの土壌生物を食べて育つ。

ヒナカマキリ中齢幼虫

​日本に生息するヒナカマキリは翅が小さいので、ある程度成長すると、外見がほとんど成虫と変わらなくなる。

 【本当に小さいヒナカマキリ】​

1円玉に乗るヒナカマキリ

​成虫でも1円玉の中にすっぽり収まるほど小さい。この個体はメスなので、オスはさらに小さい。