芝生のような短草地に生息するヒバリモドキ科の仲間。小さいのであまり目立たないが、公園や河川敷などでごく普通に見られる。年に2回発生し、1化目は6月下旬頃から鳴き始める。
徳之島の北端より南のエリアには、マダラスズのように区切って鳴き、産卵管の長さが異なる個体群が分布していて、ネッタイシバスズという別種として扱われていた。しかし近年の研究で、オスの交尾器に差異が認められないこと、産卵管の長さは個体差とみられることから、シバスズとネッタイシバスズは同種とされた(Storozhenko, 2015)。その結果、シバスズの学名であったPolionemobius mikadoはシノニムとなり、ネッタイシバスズの学名であるPolionemobius taprobanensisに統合された。


芝生のような短草地に生息するヒバリモドキ科の仲間。
小さいのであまり目立たないが、公園や河川敷などでごく普通に見られる。
年に2回発生し、1化目は6月下旬頃から鳴き始める。
徳之島の北端より南のエリアには、マダラスズのように区切って鳴き、
産卵管の長さが異なる個体群が分布していて、ネッタイシバスズという
別種として扱われていた。しかし近年の研究で、オスの交尾器に差異が
認められないこと、産卵管の長さは個体差とみられることから、シバスズと
ネッタイシバスズは同種とされた(Storozhenko, 2015)。その結果、
シバスズの学名であったPolionemobius mikadoはシノニムとなり、
ネッタイシバスズの学名であるPolionemobius taprobanensisに統合された。
シバスズ
Polionemobius taprobanensis
シバスズ♀(西表島産)
外見はシバスズそのものだが、マダラスズのように区切って鳴く。





【出会いやすさ】
【出現時期】
本土 :6月下旬~10月下旬
南西諸島:1年中
【成虫の姿】





