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Duolandrevus yaeyamensis
ヤエヤマクチキコオロギ

美声





【分布】
石垣島・西表島
【出現時期】
1年中
【出会いやすさ】

石垣島と西表島に生息するクチキコオロギの仲間。国内に生息するコオロギ類の中では最大の大きさ。夜行性で、昼間は樹洞の中に潜んでおり、夜になると出てきて幹を歩き回る。体は大きいが鳴き声は控えめな音量で寂しげな音色をしている。年間を通して成虫が見られるが、夏に個体数が多く、それ以外の期間は比較的少ない。与那国島には近縁種のヨナグニクチキコオロギがいる。
【成虫の姿】

オス

メス
【生態写真】

ヤエヤマクチキコオロギ若齢幼虫
大型の種類は孵化した時から大きい傾向にあるが、クチキコオロギには当てはまらず、どちらかと言えば小さい。

ヤエヤマクチキコオロギ亜終齢幼虫
まだ幼虫であるが、既に大型のコオロギ並みの風格がある。跳躍力が高いので、驚かすとすぐに視界からいなくなってしまう。

ヤエヤマクチキコオロギ♂
木が朽ちて空いた穴の中にいることが多いが、夜間には出てきて歩き回る姿を見ることができる。

ヤエヤマクチキコオロギ♀
時折、地表に降りた個体も見かける。気温が高い夜ほど活発になり、行動範囲が広がるようだ。
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