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郊外にある草丈の低い草原に生息する。トノサマバッタに似ているが、クルマバッタは一回り小さく、胸部の背側がアーチ状に盛り上がっている。後翅は鮮やかな黄色で、車輪状の黒い帯があるのが特徴。飛翔した時には翅を羽ばたくような音が聞こえる。そのため、飛ぶ姿を見ただけでもクルマバッタだと分かる。トノサマバッタやクルマバッタモドキのようにどこにでもいるような種類ではなく、自然度の高い草原で見られる。数自体もそれほど多くないので、都市部では出会う機会は少なめ。
クルマバッタ♂
褐色型のオス。人の気配には敏感で、距離を詰めるよりも先に飛ばれてしまう。