モグラのように地中にトンネルを掘って暮らす直翅目。前脚が地面を掘るために特化した形状をしている。力が強く、手に乗せると指の隙間を掘り進もうと前脚で広げてくるのだが、少し痛みを感じるほどのパワーがある。見た目からは想像つかないが、飛ぶこともでき、夏から秋にかけて灯火に飛来することがある。また、体にびっしりと生えた微細な毛のおかげで水面を

泳ぐことも可能。ケラはオスだけでなくメスも鳴く。地面から音がするので、正体が分かるまではミミズが鳴いていると思われていたのだとか。海外に生息するケラの仲間では、鳴き声が増幅されるようにトンネルを掘ることが報告されている(Bennet-Clark et al. 2009)。日本のケラについては不明だが、コオロギの仲間には、葉などの周りの構造物を利用して音を増幅させる行動が割とみられるため、トンネルをうまく加工している可能性はある。

ケラ

Gryllotalpa orientalis

モグラのように地中にトンネルを掘って暮らす直翅目。前脚が地面を掘るために

特化した形状をしている。力が強く、手に乗せると指の隙間を掘り進もうと

前脚で広げてくるのだが、少し痛みを感じるほどのパワーがある。

見た目からは想像つかないが、飛ぶこともでき、夏から秋にかけて灯火に

飛来することがある。また、体にびっしりと生えた微細な毛のおかげで水面を

泳ぐことも可能。ケラはオスだけでなくメスも鳴く。地面から音がするので、

正体が分かるまではミミズが鳴いていると思われていたのだとか。

海外に生息するケラの仲間では、鳴き声が増幅されるようにトンネルを掘ること

が報告されている(Bennet-Clark et al. 2009)。日本のケラについては不明

だが、コオロギの仲間には、葉などの周りの構造物を利用して音を増幅させる

行動が割とみられるため、トンネルをうまく加工している可能性はある。

 【出会いやすさ】
 【出現時期】
​  本土  :4月~10月
  南西諸島:1年中
 【成虫の姿】​