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Gryllus bimaculatus
フタホシコオロギ
美声
【分布】
沖縄諸島・先島諸島
【出現時期】
1年中
【出会いやすさ】
短草地に生息する大型のコオロギで、沖縄県に分布する。翅の付け根に1対の黄色い斑紋があり、和名はここから付けられている。丈夫で飼いやすく1年中繁殖させられることから、実験動物や爬虫類の餌として広く流通しており、割となじみ深い種類と言える。野生のフタホシコオロギは、飼育されているものと比べて黒々としていて、別種のようにも見える。巣穴を掘って暮らしているので、鳴き声はするのに姿は見えず、採集は少し難しい。
本土でも時々フタホシコオロギが見つかることがあるが、脱走または遺棄された個体と考えて間違いない。まだ定着したという情報はないが、生態系に悪影響を及ぼす可能性があるので、くれぐれも逃がさないよう気を付けて欲しい。
【成虫の姿】
オス
メス
【生態写真】
フタホシコオロギ亜終齢幼虫
夜になると、巣穴から出てきて歩き回る個体を見ることができる。
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