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Homoeoxipha obliterata
ヤマトヒバリ
本州・四国・九州・伊豆諸島・南西諸島
本土 :8月上旬~10月下旬
南西諸島:1年中?
薄暗く湿気のある森の中や林縁の下草に生息する。一見すると地味に見えるが、赤い胸や薄っすら模様の入った前翅が美しい。鳴き声はやや陰気な感じの濁った音ではあるが、一定のコアなファンがおり、ヤマトヒバリを一番好きな鳴く虫に挙げるほど。暖かい地域では年に2回発生する。南西諸島では奄美群島・沖縄諸島に分布し、八重山諸島にはよく似たネッタイヒバリが生息する。
成虫の姿
オス
メス
生態写真
ヤマトヒバリ♂
日中からよく鳴く。赤みがかった胸部が特徴で、光の当たり具合によって前翅が銀色に輝く。
ヤマトヒバリ♀
オスよりも赤みが目立つ。ヒバリモドキ亜科の中では動きが緩慢。
近縁種
Homoeoxipha nigripes
ネッタイヒバリ
八重山諸島に生息するヒバリモドキ亜科の一種。ヤマトヒバリと同属で、姿形や生息環境もよく似ている。後脚の腿節が半分黒いのが特徴。脛節は白い。鳴き声はクロメヒバリに近いが、より忙しない。
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