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ヒラタツユムシの飼い方

ヒラタツユムシは南西諸島に生息する、木の葉に擬態する昆虫です。樹上性で、多くは手の届かない高さにいるのであまり目にする機会は少ないですが、たまに低い位置で見つかることがあります。飼育は難しくないものの、乾燥にやや弱いところがあるので、湿度を維持しやすいケースを選ぶと失敗が少なくなります。

コバエシャッターなど

野菜類・野草・樹木の葉

樹皮

​成虫の飼い方

ヒラタツユムシは樹上性直翅目の中では乾燥に弱いです。一方、蒸れには強いので湿度を維持しやすいコバエシャッターやグラステラリウムが飼育に適しています。一定の湿度を保つことができれば、食草も長持ちします。餌は、野菜類であればニンジン、ヤングコーン、レタスなどを食べます。外から調達する場合はイタドリやマテバシイ、園芸種のレッドロビンが良いでしょう。レッドロビンは日持ちしやすく、成虫であれば硬い葉も食べられます。産卵は樹皮に対して行われるので、バージンコルクなどを使います。卵は乾燥に弱いため、ある程度産んだことが確認できたら、産卵材を交換し生体とは別管理すると失敗が減ります。

卵の管理

樹皮からピラピラした薄いものが出ていたら、ヒラタツユムシが産卵した証拠です。プラケースに湿らせたミズゴケと一緒に入れ、乾燥を防ぐためにラップで蓋をするか、コバエシャッターや密閉容器などの湿度維持に適したものを使用しましょう。3月頃から孵化が始まるので、少し寒さが和らいで来たらこまめに様子を見るようにしてください。

幼虫の飼い方

若齢幼虫は成虫よりも乾燥に弱いので、湿度が下がりすぎないようにしましょう。餌は柔らかい草本か、木本の新芽を与えます。イタドリが手に入りやすくて良く食べますが、レッドロビンと比べると日持ちしないのと、赤い色素でケースや生体が汚れてしまいます。気になる場合は、ある程度大きくなったら他の食草に変えましょう。

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