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お役立ちアイテム集

デジタルカメラ

自然観察を始めたい方におすすめなのが、OM SYSTEMS(旧オリンパス)のToughシリーズ。アウトドアを楽しむ人向けに頑丈に作られていて、生き物に接近して撮影することができます。ディフューザーのFD-1も合わせて欲しいところです。

図鑑

「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」は、持ち運びができる図鑑としては掲載種数が最多です。一部情報が古いところがありますが、同等以上の図鑑が今後出る可能性は低いため、直翅に興味があるのなら絶版になる前に手に入れておきたい図鑑です。

ヘッドライト

夜間の観察や採集には、両手がフリーになるヘッドライトが便利です。明るさ、照射範囲、バッテリー駆動時間、防水性能などが優れたものを選びましょう。特に山に入る場合には、命を守るためにも妥協はできません。

懐中電灯

ヘッドライトと合わせてサブの光源として使います。視線を送る先を照らしたり、バッテリーを節約しつつ光を重ねて明るさを補ったりできます。万が一どちらかが使えなくなってしまっても光を確保できるので、両方欲しいところです。

かゆみ止め

虫に刺されると、かゆみで観察や採集に集中できなくなります。刺された直後に塗ることでかゆみが抑えられ、治りも早くなります。出かけるときは忘れずに。

虫よけミスト

森や草原には蚊やマダニなどの生き物がいます。感染症を媒介するものもいるので、しっかり対策しましょう。ヤマビルにも効果があります。ミストタイプは手で塗り広げられるので、スプレーよりもムラが少なくなります。

ポイズンリムーバー

自然の中には、ハチやヘビなど毒をもつ生き物がいます。万が一、刺されてしまったり、咬まれてしまった場合に備え、使い方も一通り覚えておきましょう。

捕虫網

捕虫網は、警戒心が高く長距離を飛んで逃げるような種や、手が届かない樹上にいる相手に対して心強い味方です。草原では網と反対側から追い込むと効率的に採集できます。分解して折りたためるものが便利です。

保存容器

食品の保存容器は、採集道具として使えます。そのまま持ち運んだり、一時的に飼育することもできるので、たくさん持っていて損はないです。何を入れたいかによって大きさを決めましょう。

コバエシャッター

乾燥に弱い直翅の飼育に適しています。夏や冬は冷房やパネルヒーターなどの温度調整によって蒸れることがありますので、カネタタキなどの蒸れに弱い種に使用する場合は注意しましょう。

ネットケージ

通気性のある環境を好む直翅に使用します。それなりの大きさがあるので、植物と一緒に飼育したい場合にも適しています。地表性のコオロギなどはすぐに食い破るので避けましょう。使わないときは小さく折りたたむことができます。

土や砂

床材としてはもちろん、産卵場所に使用できます。赤玉土、鹿沼土、真砂土、川砂、黒土、ピートモスなど、生息環境に合わせて選択したり、混ぜて使います。できるだけ目の細かいものにしましょう。小粒でも大きいくらいです。

ハスクチップ

クマスズムシやカネタタキ、ササキリモドキなどの産卵材のほか、地表性直翅の隠れ家としても使用します。カビが生えにくいのも優秀です。

水苔

水飲み場や産卵床として使用します。濡らして搾った水苔をタコ糸で縛って棒状に成形したものは、地表性ヒバリモドキ科の産卵に最適です。また、土の代わりに水苔を使ってケラを飼うこともできます。

鉢底ネット

脱皮のための足場として使います。適当な大きさに切って弓なりに設置すると、適当な角度の場所で脱皮をするので失敗が少なくなります。スズムシなどは柵のように立てるだけでも大丈夫です。

プラスチックカップ

個別に飼育しなければならない肉食性直翅や、卵の保管に使用します。強い素材ではないので、採集に使うと運搬中にゆがんだり、蓋が開いてしまう恐れがあります。飼育には鉢底ネットと合わせて使用します。

給水器

必要性は高くありませんが、いつでも水を飲める状態にしておくと、脱水による失敗が減り、数日家を空けるときも安心です。地表性の小型種は届かないので、足場を用意してあげると良いでしょう。溺れないよう、ティッシュなどに吸わせてください。

紙製卵パック

足場や隠れ家として使います。エンマコオロギなどの乾燥や過密に強い直翅は床材を入れない方が管理しやすく、衛生的に飼育できます。カビが生えやすいので、湿度を要求する種には使えません。

フローラルフォーム

園芸用品の吸水性スポンジです。湿度を要求する直翅のために入れたり、給水器代わりにも使用できます。また、産卵床としても活用できるなど、使い道は広いです。水を吸わせた後に完全に乾燥させると二度と吸水しないので注意してください。

フレークタイプの餌

草食性から肉食性までよく食べます。これと水だけで飼育できる種も多いので、ストックしておきたい餌です。まだ小さく顎の力が弱い幼虫でも問題なく食べられます。特定の植物に依存する種でなければ、試す価値は十分にあります。

胚芽押麦

直翅の餌として幅広く使用できます。ニンジンなどの野菜類をあまり食べず、イネ科を好む種にも適用でき、特に竹や笹などに依存するヒサゴクサキリやフタツトゲササキリが食べてくれるので重宝します。

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