街中でもよく見かける大型のコオロギ。美しい鳴き声も、鳴く虫の中では最も馴染み深いだろう。エンマコオロギのようにしっかりとしたメロディーを奏でる種類は珍しい。多くの鳴く虫は場面に応じて鳴き方を変えているが、エンマコオロギは特に分かりやすい。遠くにいるメスを呼ぶ時の声、近くに来たメスに求愛する時の声、他のライバルを追い払いたい時の声がある。丈夫で飼いやすいので、観察してみると良いだろう。時期的に夏休みの自由研究にも丁度良い。北海道から九州にかけて分布する。

日本に生息するエンマコオロギの仲間は他に3種(※)が確認されている。北海道および本州の一部に分布するエゾエンマコオロギ、西日本の一部および南西諸島に分布するタイワンエンマコオロギ、小笠原諸島に分布するムニンエンマコオロギが知られる。

​※移入分布のコモダスエンマコオロギを除く

エンマコオロギ

Teleogryllus emma
美声
 【出会いやすさ】
 【出現時期】
​  7月下旬~11月下旬
 【成虫の姿】​

街中でもよく見かける大型のコオロギ。美しい鳴き声も、鳴く虫の中では最も

馴染み深いだろう。エンマコオロギのようにしっかりとしたメロディーを奏でる

種類は珍しい。多くの鳴く虫は場面に応じて鳴き方を変えているが、

エンマコオロギは特に分かりやすい。遠くにいるメスを呼ぶ時の声、

近くに来たメスに求愛する時の声、他のライバルを追い払いたい時の声がある。

丈夫で飼いやすいので、観察してみると良いだろう。

時期的に夏休みの自由研究にも丁度良い。北海道から九州にかけて分布する。

日本に生息するエンマコオロギの仲間は他に3種(※)が確認されている。

北海道および本州の一部に分布するエゾエンマコオロギ、西日本の一部および

南西諸島に分布するタイワンエンマコオロギ、小笠原諸島に分布する

ムニンエンマコオロギが知られる。

​※移入分布のコモダスエンマコオロギを除く

エンマコオロギ中齢幼虫

全身が真っ黒で、腹を横切るように白い線が入るのが特徴。

 【生態写真】​

タイワンエンマコオロギ♂

南西諸島ではごく一般に見られる。顔の白い部分の面積が広く、体の色もやや薄い個体が多い。

 【近縁種】​

エンマコオロギ♂

​7月下旬頃から成虫が出現し、11月まで鳴き声を聴くことが出来る。