Xya japonica

ノミバッタ

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【分布】

 北海道・本州・四国・九州

【出現時期】

 1年中

【出会いやすさ】​​

ノミバッタ

黒く光沢のある小型のバッタ。成虫でも体長が5mm前後なので、意識を向けない限り見つけるのは難しい。水田の畔や河原など、湿り気のある土がある場所で巣を作って生活している。大きく発達した後脚が特徴だが、普段歩くときには使わず、前脚と中脚の4本だけで移動する。この後脚が生み出すジャンプ力は凄まじく、人に換算すると東京タワーを軽く跳び越えるほど。

国内では本種の他に、2020年に記載されたマミジロノミバッタ、南西諸島に生息するニトベノミバッタ、マダラノミバッタ、ツノジロノミバッタが知られている。​マダラノミバッタは本州の一部地域でも見つかっているが、特徴が異なるため、別種の可能性がある。とても小さく目立たない種類なので、まだ未知の新種がいるかもしれない。

【成虫の姿】​​

ノミバッタ

オス

ノミバッタ

メス

【生態写真】​​

ノミバッタの巣

ノミバッタの巣

湿った土があるところに土を丸く成形して積み上げた構造物があれば、それがノミバッタの巣である。主よりも巣を探す方が早い。

ノミバッタ

ノミバッタ♀

巣を確認したら、アリほどの大きさで光沢のある黒い物体を探すと見つかる。驚かすと一瞬で行方不明になるので、目視で静かに探そう。

ツノジロノミバッタ

Xya apicicornis

ツノジロノミバッタ

八重山諸島に分布するノミバッタの一種。西表島、与那国島で確認されている。湿った裸地に生息する。中脚と後脚に白斑があるという点でマダラノミバッタに似ているが、触角の先端が白いのが本種の特徴。体の光沢は強い。周年発生しており、1年中見ることができる。

近縁種

Xya leucophrys

マミジロノミバッタ

河川敷の礫河原に生息するノミバッタの一種。地表が湿った裸地に見られる。名前の通り、複眼の縁に眉のような白い線が入るのが特徴。ただ、ノミバッタにも同じような模様が出たり、逆に眉が目立たないマミジロノミバッタもいるので、前脚の色も合わせて判断すると良い。マミジロノミバッタは前脚の一部が白くなる。2020年に新種として記載されたばかり。

マミジロノミバッタ