top of page

Dianemobius fascipes nigrofasciatus

マダラスズ

 北海道・本州・四国・九州
 伊豆諸島・南西諸島

 本土  :6月上旬~12月下旬
 南西諸島:1年中

104876g.png
104876g.png
104876g.png
104876g.png
104876g.png
104876g.png
104876g.png
104876g.png
104876g.png
104876g.png
マダラスズ

荒れ地など、草が疎らに生える環境でよく見られるヒバリモドキ科の仲間。6月上旬頃から成虫が出現し、同年の秋に次世代が羽化する。年明けにも鳴いていることがあり、北海道の火山地帯にある噴気孔原では、真冬でも普通に活動していることが知られている。カワラスズと似ているが、マダラスズの方が一回り小さく、寸詰まりな印象。

八重山諸島には基亜種のネッタイマダラスズが生息している。マダラスズとは分布が被らないため、判別に困ることはない。周年発生しており、1年を通して​見られる。

 成虫の姿 

マダラスズ

オス

マダラスズ

メス

 生態写真 

マダラスズ

マダラスズ亜終齢幼虫

小さくても目視で斑模様が確認できる​。年2化のため、春と夏に出現する。

マダラスズ

マダラスズ♂

荒れ地に近い短草地に行くとよく見られる。シバスズと混生することもあるが、色や脚の模様で容易に識別できる。

マダラスズ

マダラスズ♀

メスはオスよりも翅が短い。しばしば長翅型が出現するので、灯火にも飛来する。

近縁種

ネッタイマダラスズ

Dianemobius fascipes fascipes

ネッタイマダラスズ

八重山諸島に生息するマダラスズの基亜種。荒れ地や短草原に見られる。頭部が白っぽいのが特徴だが、日本本土で一般的なマダラスズとは分布が被らないため、知らなくても判別には困らない。周年発生で1年中見ることができる。

bottom of page