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Dianemobius fascipes nigrofasciatus
マダラスズ





【分布】
北海道・本州・四国・九州
伊豆諸島・南西諸島
【出現時期】
本土 :6月中旬~12月下旬
南西諸島:1年中
【出会いやすさ】






荒れ地など、草が疎らに生える環境でよく見られるヒバリモドキ科の仲間。6月中旬頃から成虫が出現し、同年の秋に次世代が羽化する。年明けにも鳴いていることがあり、北海道の火山地帯にある噴気孔原では、真冬でも普通に活動していることが知られている。カワラスズと似ているが、マダラスズの方が一回り小さく、寸詰まりな印象。
八重山諸島には基亜種のネッタイマダラスズが生息している。マダラスズとは分布が被らないため、判別に困ることはない。周年発生しており、1年を通して見られる。
【成虫の姿】


オス
メス
【生態写真】

マダラスズ亜終齢幼虫
小さくても目視で斑模様が確認できる。年2化のため、春と夏に出現する。

マダラスズ♂
荒れ地に近い短草地に行くとよく見られる。シバスズと混生することもあるが、色や脚の模様で容易に識別できる。

マダラスズ♀
メスはオスよりも翅が短い。しばしば長翅型が出現するので、灯火にも飛来する。
近縁種

Dianemobius fascipes fascipes
ネッタイマダラスズ
八重山諸島に生息するマダラスズの基亜種。荒れ地や短草原に見られる。頭部が白っぽいのが特徴だが、日本本土で一般的なマダラスズとは分布が被らないため、知らなくても判別には困らない。周年発生で1年中見ることができる。
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