多くの鳴く虫とは異なり、春に発生するキリギリスの仲間。公園などのちょっとした草地があれば生息できるため、見かける機会は多い。春先に配電盤が異常をきたしたかのような大きな音が聞こえたら、それはクビキリギスの可能性が高い。秋に羽化して成虫の状態で冬を越し、翌春に繁殖をするという変わったライフサイクルを送っている。秋にも鳴き声を聴くことがあるが、繁殖には至らないらしい。稀に遺伝的な色彩異常でピンク色の個体がいる。よく似たシブイロカヤキリと発生時期が同じだが、クビキリギスの方が細身で後脚が長く、顔も黒くない。
南西諸島および小笠原諸島、本土のごく一部の地域には、オガサワラクビキリギスが生息している。


多くの鳴く虫とは異なり、春に発生するキリギリスの仲間。
公園などのちょっとした草地があれば生息できるため、見かける機会は多い。
春先に配電盤が異常をきたしたかのような大きな音が聞こえたら、
それはクビキリギスの可能性が高い。秋に羽化して成虫の状態で冬を越し、
翌春に繁殖をするという変わったライフサイクルを送っている。
秋にも鳴き声を聴くことがあるが、繁殖には至らないらしい。
稀に遺伝的な色彩異常でピンク色の個体がいる。
よく似たシブイロカヤキリと発生時期が同じだが、クビキリギスの方が
細身で後脚が長く、顔も黒くない。
南西諸島および小笠原諸島、本土のごく一部の地域には、オガサワラクビキリギスが生息している。
クビキリギス
Euconocephalus varius
【出会いやすさ】
【出現時期】
本州 :3月下旬~7月下旬
南西諸島:1年中
【成虫の姿】
【近縁種】
オガサワラクビキリギス♂
クビキリギスとそっくりだが、より大型で、翅端が鋭く尖る。鳴き声も似ているが、こちらは脳に響くような図太い音に感じる。
