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Svistella bifasciata
クサヒバリ
本州・四国・九州・伊豆諸島・南西諸島
8月上旬~11月上旬











林縁の低木などに暮らすヒバリモドキ科の仲間。開けた草原でも見られる。美しい鳴き声で知られ、古くから親しまれている。明け方によく鳴くことからアサスズの異名をもつが、昼夜問わず鳴き声を聴く。体が小さく素早いので、姿を見ることは難しい。メスは樹幹に産卵管を挿して卵を産むと、土を塗って穴を塞ぐ習性がある。産卵後に何らかの加工を施す行動は、直翅目としては珍しい。外見ではウスグモスズ、鳴き声ではヒゲシロスズと間違われることがある。
成虫の姿

オス
メス
生態写真

クサヒバリ♂
林縁や河川敷などの深い藪に生息し、日中から良く鳴く。翅脈の縁取りが大変美しい。

クサヒバリ♀
丸みを帯び、がっしりとした体格をしている。ウスグモスズに似るが、複眼や後脚の模様で区別できる。
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