Eobiana engelhardti subtropica

ヒメギス

キリギリス.png
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【分布】

 北海道・本州・四国・九州

【出現時期】

 6月上旬~9月下旬

【出会いやすさ】​​

ヒメギス

河川敷や湿地などで見られる中型のキリギリスの仲間。6月頃から成虫が発生し、草の根際で鳴く。長翅型が発生することがあり、灯火に飛来することもある。若干の肉食傾向があるものの、ヤブキリキリギリスほどではない。緑色型と褐色型がおり、緑色型の背面は色鮮やかで美しい。

日本にはヒメギスの仲間が複数生息している。いずれも外見は似通っているが、分布や鳴き声、わずかな形態の差異などで識別できる。基本的にヒメギス以外は山地に生息しているので、平地でヒメギス類を見た場合は本種と判断して差支えないだろう。近縁種にはイブキヒメギス、トウホクヒメギス、バンダイヒメギス、ヒョウノセンヒメギス、ミヤマヒメギス、エゾヒメギス、ハラミドリヒメギス(さらに3亜種)が知られている。

ヒメギス

【成虫の姿】​​

ヒメギス

オス

メス

【生態写真】​​

ヒメギス

ヒメギス若齢幼虫

3月頃から孵化した幼虫が見られるようになる。胸部にあるくっきりとした白い線が目立つ。

ヒメギス

ヒメギス中齢幼虫

​若齢幼虫と外見はほとんど変わらない。他のヒメギス類と見分けるには、腹の色を確認する必要がある。

ヒメギス

ヒメギス♂

緑色型のオス。基本的に幼虫はすべて褐色だが、成虫には背部が鮮やかな緑色の個体が出現する。

ヒメギス

ヒメギス♀

褐色型のメス。腹の色の他に、翅端が尖り気味になることも、他種との識別ポイントになる。